木造住宅について
日本の古い家は、ほとんどが木造住宅でしたが、最近はさまざまな建材が使われるようになり、純粋な木造住宅の数は減少傾向にあります。
木造住宅は、大きな地震や自然災害などに対する耐震性、耐久性の面からも、建て替えが進んでいるといわれています。
また、木という材質の性質上、燃えやすいこともあり、火災に対しても弱いといわれています。
加えて、木材は腐食にも弱く、シロアリの被害が多いことも、木造住宅離れに拍車をかけている要因といえるかもしれません。
その一方で、大手の住宅会社をはじめ、さまざまなタイプの木造建築の住宅を売り出し、木造住宅のよさが見直され、木造住宅を購入する人も増えています。
たとえば、木造建築は耐久性が弱いといわれていますが、使用する木材によって、耐久性が違ってきます。
日本の古い寺社仏閣などは、木造建築で建てられているにもかかわらず、数百年経ったものでも、その姿を保ち続けています。
当然ながら、補修や補強など、さまざまなメンテナンスを行うことで老朽化を遅らせているということもいえますが、建築当時に、耐久性の強いく木材を選び、工夫をこらして建設したことが大きな影響を与えているといえます。
そのような、先人の知恵を応用した木造建築も多く、腐食が進みやすい場所には耐久性の強い木材を選んで使う家も増えてきました。
木造住宅にはメリットも多く、たとえば、建材に使われた薬品などでシックハウス症候群に悩まされることがないため、アレルギーのある人でも安心して暮らすことができます。
また、木独特の温かさに、リラクゼーション効果も高いことなど、木造住宅の魅力が再認識されています。